ピラティスインストラクターになるには何が必要ですか?
よくこんなことを聞かれます。
ピラティスの資格を発行する団体はいくつかあります。
私もかつて国際的な指導者から指導を受け認定資格をいただきました。
ただ、試験は5つくらいのメニューをやって終わりだったのです。
正直そのあとすぐクラスは開催できませんでした。
なぜなら、クラスのプログラムの構成がとても大切で、何で始まり何をやって何で終わるか、
プログラムを体系的に指導を受けなかったことに気づいたのですね。
このメニューをやってからこのメニューをやるとバランスが取りやすい。
このメニューをやってからこのメニューをやると動きにくい。
そんなことを何回も試行錯誤でメニューの順番を精査して、一時間で効率的に
骨格の歪みを改善して体幹強化まで繋げられるプログラムを作ったら、
資格を取得したあとにもっと早くクラスを指導しゃすくなる。
そう思ってバーオソルピラティスのメソッドを体系化しました。
そしてメソッドの順番がある程度決まっているので組み立てやすいのです。
それは私がバーオソルピラティスを教えて、バレエクラスも教えて、現役で踊るために創作の時間、
リハーサル時間を確保するためにも必要でした。
だから一日、一か月、一年でいろんなことをこなせるようになってきたのだと思います。
ピラティスインストラクターになるためには、下記ポイントをおさえている必要があります。
■誰に指導するのか?
一般向け、リハビリトレーニング向け、バレエ向け、アスリート向けによって教える内容、気を付けるポイントは変わっていきます。
なぜなら一般の軸と、バレエの軸、アスリートの軸も変わってくるからです。それが分からないと正確に指導できないですよね?
■どのような仕事をしたいのか?
フリーランスで仕事をするのか?
起動にのるまでは大変かもしれませんが、自分でお客様を得て、収入も時間も自分のライフスタイルに合わせてコントロールできるのが最大の魅力です。自分が教えたい生徒やお客様に合わせてプログラムを作成することが可能です。
また今の時代、リアルで指導できる内容はもちろん、オンラインで、リモートで家から指導できると家事や育児の合間にもお仕事の両立がしやすいです。遠方でも海外の方でも受講できるのでお客様が広がりやすいです。
雇われて仕事をするのか?
ピラティススタジオに給与で雇われての採用もありますが、スケジュールはある程度固定され、他の仕事との両立は難しいかと思います。
報酬制もありますが、マージンは半分くらい引かれます。スタジオの契約形態にもよります。
ピラティススタジオだとマットとマシーンの資格があった方が強いです。
バレエスタジオで指導するのか?
バレエスタジオで指導する場合には一般向けとバレエ向けのクラスによっても変わります。バレエ教師としてバレエのレッスンの中に組み込みたい場合にはバレエのレッスンの妨げにならないよう抜粋して指導する必要もあります。
プライベートレッスンの指導ができればなお強いです。
フィットネスクラブで指導するのか?
フィットネスクラブ会員のお客様はいろんなクラスを受講する中で選ばれるのと、大勢の人数で指導することが多いです。
グループレッスンのスキルが必要になっていきます。
カルチャークラスで指導するのか?
カルチャークラスにいらっしゃる方は運動が初めてや、初心者の方が多いです。生徒さんに聞いた話ですが、フィットネスクラブやバレエスタジオ、ピラティススタジオは敷居が高いのでまずカルチャークラスから始めようという方も多いそうです。
なるべく初めての方にも分かりやすいように少しずつ指導していくことが大切になっていきますね。
今までの経験から述べさせていただきました。もちろん個人的な見解もあるかと思います。
専門的な知識があって指導できる方が安価なフィーではなく、きちんとしたフィーをいただいてお仕事ができます。
そういう意味ではバレエの技術が入ったメソッドの方がお客様もご満足いただけて収入の高いお仕事をいただけるのも事実です。
■マシーンの資格は必要か?
マシーンはある程度動ける方がやるトレーニングです。よく初心者の方がインナーマッスルがきちんと使えていないのにマシーンをやってきついことをさせられて筋肉を傷めたという方がバーオソルピラティスのレッスンを受けにきたりします。
きちんとした指導者のもとで指導を受けないとただバーを押しても骨格が歪んでいたら歪んだ筋肉がついてしまいます。
プロの見解でいくと、
バレエや他のスポーツ全てにおいて、
一流はコアに力が入っていても他は余計な力を抜けるから
最小限の力でパフォーマンスを発揮できます。
正直、知識のないトレーナーがお客様に重りをつけさせて指導させて筋肉が硬直してしまって動かなくなってしまった方もストレッチ専門店の修行時代にみたことがあります。
はっきり言わせていただくと力ありきではありません。正しい力の入れ方、抜き方までを指導できる必要があります。
またマシーンのレッスンフィーは高額になってきます。
最近の流れだと、一度マシーンが流行りだして至る所でマシーンピラティスを打ち出しているスタジオもありましたが、結局うまく使えないから自重のトレーニングが大切なことに気づいた方がマットや自重のトレーニングに戻ってきているのが現状です。
ピラティススタジオでマットもマシーンも両方指導できるようになりたいのであればマシーンの資格取得もお勧めします。
もし自分でマシーンを購入するとなると100万円前後の金額になるのと場所を取ります。自営でレッスンを開催する場合、
あまり固定費をかけず場所を取らずに指導できる内容の方が楽ですし収入も増えます。
もし自重のトレーニングで骨格の歪みを整え、一般向け、リハビリトレーニング向け、バレエ、アスリート向けまで体系化されている、骨格改善トレーニング「バーオソルピラティス」の体験してみたい方、指導者コース受講をお考えの方は一度体験レッスンを受講されてみるのをお勧めします。
12/15(日)11:00-12:30
12/28(土)10:00-11:30一般、リハビリトレーニング向け /12:00-13:30バレエ・アスリート向け
会場:千駄木バレエ・ピラティススタジオastage
【事前振込】 1レッスン3,850円 / 2レッスン6,600円
【当日】1レッスン4,400円 / 2レッスン7,700円
■ご予約フォーム
https://tol-app.jp/s/bpa-tokyo/x6jlkb
※またはHPのCONTACTよりご希望日時を明記の上ご連絡ください。
参考になれば幸いです。
また記事をアップしていきます。
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バーオソルピラティス考案者:井野美瑞希